牛肉パックの10桁は何?個体識別番号が表示される3つの場面と検索で分かる牛の生まれ、和牛と国産牛の違いを家焼肉の前に見てみようね

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家で焼肉をするとき、スーパーで買った牛肉のパックに、10桁の数字が書かれているのを見たことはありませんか。これは「個体識別番号」と呼ばれる番号で、その牛がいつどこで生まれ、どこで育てられたかを調べる手がかりになります。

この記事では、農林水産省の「パック詰めの牛肉に書いてある個体識別番号とは何ですか。」(消費者の部屋)と「牛・牛肉のトレーサビリティ」のページ、家畜改良センターの「牛の個体識別情報検索サービス」の利用手順と「和牛と国産牛」のページをもとに、番号の意味と調べ方をまとめました。後半の家焼肉での使い方は、この記事の提案です。

※制度や検索サービスの内容は変わることがあります。利用の前に、農林水産省と家畜改良センターのページで確かめてください。

目次

個体識別番号とは

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国内で飼養された牛の肉に表示される10桁の番号

農林水産省の消費者の部屋では、国内で飼養された牛の肉には、10桁の個体識別番号が表示されている、と説明されています。この番号によって、その牛がいつどこで生まれ育てられ、食肉処理されたかや、種別などが確認できるとされています。こうした制度を「牛トレーサビリティ制度」といいます。

パックのどこに書かれている?

番号は、容器や店舗の見やすい場所などに表示することが必要とされているので、パックのラベルに印字されていることが多いです。見つからないときは、売り場の掲示も見てみましょう。

制度の目的

農林水産省の「牛・牛肉のトレーサビリティ」のページでは、BSEのまん延防止措置の的確な実施を図るため、牛を個体識別番号により一元管理するとともに、生産から流通・消費の各段階で個体識別番号を正確に伝達することで、消費者に個体識別情報の提供を進めている、と書かれています。牛の耳標と牛肉に記載されている個体識別番号から、インターネットで牛の生産履歴を調べられる、とされています。

項目 内容
番号の桁数 10桁
表示される肉 国内で飼養された牛の肉
分かること いつどこで生まれ育てられ食肉処理されたか、種別など
制度の名前 牛トレーサビリティ制度

番号が表示される3つの場面

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農林水産省のページをもとに、個体識別番号が表示される場面と、表示されないものを見ていきます。

1. 精肉の容器や売り場

特定牛肉(枝肉、部分肉、ロース、モモなどの精肉)を販売する業者は、個体識別番号を容器や店舗の見やすい場所などに表示することが必要、とされています。スーパーで売られている焼肉用の牛肉パックに番号があるのは、このためです。

2. 焼肉店などのメニューや店内

特定料理(焼き肉、しゃぶしゃぶ、すき焼き、ステーキ)を提供する業者は、提供する料理に使う牛肉の個体識別番号を、メニューや店舗の見やすい場所などに表示することが必要、とされています。焼肉店で番号の書かれた掲示を見かけることがあるのは、この決まりによるものです。

3. インターネット販売や返礼品

農林水産省のページでは、販売業者向けの資料として、インターネットを通じて販売する牛肉や、ふるさと納税の返礼品である牛肉にも個体識別番号の表示が必要、と案内されています。

表示の対象外になるもの

牛肉を原料または材料として製造、加工、調理したもの(コンビーフなど)や、舌、ひき肉、くず肉などは、対象から除かれている、とされています。牛タンやひき肉のパックに番号がないことがあるのは、このためです。焼肉の定番の牛タンも対象外なので、番号を調べたいときは、ロースやモモなどの精肉のパックを見てみましょう。

場面 表示
ロース・モモなどの精肉 容器や店舗の見やすい場所に表示
焼き肉・しゃぶしゃぶ・すき焼き・ステーキの店 メニューや店舗の見やすい場所に表示
インターネット販売・ふるさと納税の返礼品 表示が必要
加工品(コンビーフなど)・舌・ひき肉・くず肉 対象外

検索サービスでの調べ方

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10桁を入力して検索する

家畜改良センターの利用手順では、「検索サービス利用上の注意」をよく読んで内容を理解したうえで、検索画面の個体識別番号の欄に10桁の数字を入力して検索する、とされています。モデル事業などで個体識別番号が9桁になっている牛もあり、その場合は9桁の前に0(ゼロ)を付けて10桁にして入力する、と書かれています。

表示される情報

検索すると、その個体識別番号の牛の種別、雌雄の別、出生の年月日、出生または耳標の装着地、過去の飼養地、現在の飼養地などが表示される、とされています。

利用できる時間

サービスは24時間利用できますが、深夜に集計処理のため、一時的に利用できない場合がある、と書かれています。システムではJavaScriptを使っている、とも案内されています。

手順 内容
1 検索サービス利用上の注意を読む
2 個体識別番号の欄に10桁を入力(9桁なら前に0を付ける)
3 種別・雌雄・出生年月日・飼養地などを確認

「和牛」と「国産牛」の違い

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国産牛とは

家畜改良センターの「和牛と国産牛」のページでは、原産国が日本となる牛(出生からとさつまでの期間で最長飼養地が日本となる牛)が国産牛、とされています。

和牛とは

国産牛のうち、品種などの条件を満たし、日本で生まれ育ったことが確認できるものが和牛、とされています。和牛と表示できるのは、黒毛和種、褐毛和種、日本短角種、無角和種と、これらの品種間の交配による交雑種などで、日本国内で生まれ育った牛です。これを家畜改良増殖法に基づく登録制度などで証明でき、牛トレーサビリティ制度で確認できることが条件とされています。

国産牛の種別

国産牛と表示される牛の、牛トレーサビリティ法での種別の例としては、肉専用種、交雑種(肉専用種×乳用種)、ホルスタイン種、ジャージー種、乳用種が挙げられています。

表示例 牛トレーサビリティ法での種別の例
和牛 黒毛和種、褐毛和種、日本短角種、無角和種など
国産牛 肉専用種、交雑種、ホルスタイン種、ジャージー種、乳用種

家焼肉での番号の使い方

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ここからは、農林水産省と家畜改良センターの情報をふまえた、この記事の提案です。

食卓の話題にしてみる

家で焼肉をするとき、パックの番号を検索して、牛の出生地や種別をみんなで見てみると、食卓の話題になります。「この牛はどこで生まれたんだろう」と話しながら焼くと、いつもの家焼肉が少し違って感じられるかもしれません。子どもと一緒に見れば、食べ物がどこから来るのかを考えるきっかけにもなります。

部位ごとにパックを残しておく

ロースやモモなど、いくつかのパックを買った場合は、番号が違うことがあります。焼き始める前に、ラベルの部分だけスマホで撮っておくと、あとから検索するときに便利です。パックを捨ててしまうと番号が分からなくなるので、撮影してから片付けるようにしましょう。

小分けして冷凍するときはメモを

焼肉用の牛肉を小分けして冷凍する場合、元のパックの番号や部位、買った日を、保存袋に書いておくと、あとで確かめたいときに役立ちます。番号の10桁は書き間違えやすいので、写真と合わせて残しておくと安心です。

和牛と国産牛を食べ比べる

和牛と国産牛は、表示の条件が違います。食べ比べをするときは、ラベルの表示と、検索して分かる種別を見比べてみると、違いを楽しむ手がかりになります。どちらがおいしいかは好みによるので、家族で感想を言い合ってみるのも楽しいでしょう。

牛タンやひき肉に番号がなくても慌てない

舌やひき肉、くず肉は対象から除かれているので、牛タンやひき肉のパックに番号がなくても、制度上はおかしなことではありません。番号がないものについては、パックのほかの表示を見ておきましょう。

番号を入力するときのコツ

10桁の数字は、一つ打ち間違えるだけで別の牛の情報が出たり、見つからなかったりします。入力したあとに、ラベルの数字と画面の数字を一つずつ見比べると安心です。家族の中で一人が読み上げ、もう一人が入力する、という分担にすると、間違いに気づきやすくなります。

検索結果の見方を家族で話す

検索結果には、出生の年月日や、過去と現在の飼養地などが並びます。どこで生まれて、どこで育てられたのかを地図で探してみると、牛が移動してきた道のりを想像できます。子どもと一緒なら、都道府県の名前を覚えるきっかけにもなりそうです。

ふるさと納税の牛肉が届いたら

農林水産省のページでは、ふるさと納税の返礼品である牛肉にも個体識別番号の表示が必要、と案内されています。返礼品の牛肉で家焼肉をするときは、届いた箱やパックの番号を検索して、生まれた場所と、寄付した地域とのつながりを見てみるのも楽しみ方の一つです。

買い物の前に知っておくと

売り場でパックを選ぶとき、番号があることを知っていれば、気になった肉をあとで調べることができます。部位や値段だけでなく、ラベルの表示にも目を向けてみると、買い物の時間が少し楽しくなります。和牛と国産牛の表示の違いも、この記事の表を思い出しながら見てみてください。

焼く前の準備と一緒に

番号を調べるのは、肉を冷蔵庫から出して準備する前のタイミングがおすすめです。焼き始めてからでは手がふさがってしまうので、たれや野菜を用意する合間に、ラベルを撮って検索しておくと、食卓についたときにすぐ話題にできます。生肉を触った手でスマホを持たないように、順番にも気をつけましょう。

焼肉店でも探してみる

外食で焼肉店に行ったときも、メニューや店内の掲示に番号が書かれていることがあります。気になったら、お店の人に聞いてみるのもいいでしょう。家で調べた番号と同じように、お店で見つけた番号も検索サービスで入力できます。旅行先の焼肉店で見かけた番号を調べてみると、その土地で育った牛かどうかが分かり、旅の思い出話にもつながります。

個体識別番号のよくある質問

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番号は何桁?

農林水産省のページでは、国内で飼養された牛の肉には10桁の個体識別番号が表示されている、とされています。

9桁の番号を見つけたら?

家畜改良センターの利用手順では、9桁の前に0を付けて10桁にして入力する、とされています。

牛タンに番号がないのはなぜ?

舌やひき肉、くず肉、加工品は、表示の対象から除かれている、とされています。

検索すると何が分かる?

牛の種別、雌雄の別、出生の年月日、出生または耳標の装着地、過去の飼養地、現在の飼養地などが表示される、とされています。

牛肉の個体識別番号を家焼肉で確かめよう

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牛肉のパックに書かれた10桁の個体識別番号は、牛トレーサビリティ制度によるものです。家畜改良センターの検索サービスに入力すれば、牛の種別や出生の年月日、飼養地などが分かります。家焼肉の前にラベルを撮っておいて、食卓でみんなと一緒に見てみてください。

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この記事を書いた人

焼肉の部位や焼き方、注文のコツを調べ、食事を楽しむための情報を届ける編集部です。

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